左の写真は、2008年ダイミエル現代美術展でのグランプリ受賞作。
写真では紹介不可能な3次元構造になっています。
安藤さんが毎年参加されている公募展は、有名な作家達もエントリーするプロの公募展です。
一割以下の入選、一人から多くて三人の入賞というのが一般的。
入選・入賞した作家がよりクローズアップされるように配慮されています。
副賞は6千ユーロから3万ユーロで、作品が主催者の美術館やコレクションに収蔵されます。
この手のコンクールは、有名な作家でも落選するのが当たり前、ガラス張りの厳しい審査です。
プロの後世に残る作品を所蔵するのが目的ですから、当然、参加は無料でスタイルも無制限です。
作家から参加料を取る素人向けの公募展とは一線を画しています。
追記
シウダー・レアル県の所蔵作品展が開催中です。
安藤さんの2004年の作品「奇跡の時間」を観ることが出来ます。
(Diputacion de Ciudad Real,Centro de Exposiciones, Ronda de Granada 4)